「からくり、文楽とテレロボティクス」 ~ 精密な動きと完璧な停止の狭間で ~

12月17日(木)19:00

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「からくり、文楽とテレロボティクス」
~ 精密な動きと完璧な停止の狭間で ~
ザヴェン・パレを囲んで — 講演とロボットの実演
(ザヴェン・パレ:2009年9月~12月 ヴィラ九条山招聘アーティスト)


「ロボット工学者の石黒浩教授に出会ったのはオックスフォードのフランス会館でのことで、 自動人形からロボットに到るまで一貫して見られる擬人化手法に関する講演会の機会だった。 この初対面の時に教授に指摘されたのは、私が自分でも知らないうちにロボット工学に手を染めていることだった。教授は、大阪大学と国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の双方の研究室の間に広がる 《不気味の谷》において、自らが手掛けたロボットたちと一緒に私と会うことを約束してくれた。 私が訪れた時、教授に告げられたのは私が下見に来たことであり、すぐに調査を始めても良い ということだった。元々は造形作家だった私は、人形遣いとして発明家の立場に移っていたが、 突然にもロボット工学研究室の研究員となることになった。 ところで、私は結局のところ何を観察し、研究し、学ぶためにやって来ただろうか?」

ヴィラ九条山での4ヶ月に渡るレジデンスの最後に、多才多能なアーティストである ザヴェン・パレが語るのは、数々の出会いや自身の研究テーマについて。 彫像からからくり人形に到るまで、また文楽からロボットに到るまで、私たちに提案されてきた臨場感や様々な存在様式は、仏像のように停止している場合にせよ、ロボットのアームや眼差しのように 変化の過程にある場合にせよ、動きの伝達が不意に現れるところに生み出されるようです。
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